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土日に名古屋の街なかをあちこち回るなら、まず候補に入れたいのが名古屋市交通局の「ドニチエコきっぷ」です。大人620円で、市バスと地下鉄が1日乗り放題になります。
この記事では、ドニチエコきっぷが使える日・使える範囲・買える場所、そして「何回乗れば元が取れるのか」を、公式情報をもとに整理します。見せるだけで割引が受けられる提示特典や、うっかりしがちな注意点もまとめました。
ドニチエコきっぷとは?基本情報をまとめて確認
ドニチエコきっぷは、土曜・日曜・休日と、毎月8日に限って、市バス・地下鉄の全線で使える一日乗車券です。毎月8日は名古屋市の「環境保全の日」にあたり、平日でも8日なら使えるのがちょっとした裏ワザです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用できる日 | 土曜・日曜・休日、毎月8日(環境保全の日)※土曜・日曜・休日ダイヤの特別運行日を含む |
| 料金 | 大人620円/小児310円 |
| 使える範囲 | 市バス・地下鉄の全線(なごや観光ルートバス「メーグル」を含む) |
| 使えない主な路線 | 名鉄線、名鉄バス、あおなみ線、リニモなどの他社線 |
| 問い合わせ | 市バス・地下鉄テレホンセンター 052-522-0111(8時〜19時) |
料金や条件は変わることがあるので、出かける前に名古屋市交通局の公式サイトで最新の情報を確認してください。
ほかの一日乗車券との違い
名古屋市交通局には、ドニチエコきっぷ以外にも乗り放題のきっぷがあります。並べてみると、土日のドニチエコきっぷがどれだけお得な設定かがよくわかります。
| きっぷ | 大人 | 使える日・範囲 |
|---|---|---|
| ドニチエコきっぷ | 620円 | 土日休日・毎月8日/市バス・地下鉄全線 |
| バス・地下鉄全線一日乗車券 | 870円 | 毎日/市バス・地下鉄全線 |
| バス全線一日乗車券 | 620円 | 毎日/市バス全線 |
| 地下鉄全線24時間券 | 760円 | 毎日/地下鉄全線(使い始めから24時間) |
平日に同じ範囲を乗り放題にすると870円なので、ドニチエコきっぷは250円安い計算です。バス専用の一日乗車券と同じ値段で、地下鉄まで乗れるイメージですね。
何回乗れば元が取れる?
ここがいちばん気になるところだと思います。まず、ふつうに乗った場合の料金(大人)を確認しておきましょう。
| 乗り物 | 大人の普通料金 |
|---|---|
| 市バス | 210円(距離に関係なく均一) |
| 地下鉄 1区(3kmまで) | 210円 |
| 地下鉄 2区(7kmまで) | 240円 |
| 地下鉄 3区(11kmまで) | 270円 |
| 地下鉄 4区(15kmまで) | 310円 |
| 地下鉄 5区(15km超) | 340円 |
620円を超えるかどうかで考えると、目安はこうなります。
- 市バスや地下鉄の短い区間なら3回で元が取れる(210円×3回=630円)
- 地下鉄で遠くまで行くなら往復2回でも元が取れることがある(5区340円×2回=680円)
- 2区(240円)の往復だけだと480円なので、あと1回乗るかどうかが分かれ目
つまり「1日に3回以上乗りそうなら買う」と覚えておくと、ほぼ間違いありません。野球で言えば、3打席回ってくれば十分仕事ができる、という感覚です。
マナカで乗る場合はちょっと計算が変わる
ICカードのマナカで乗ると、市バスと地下鉄などを90分以内に乗り継いだときに、2回目の乗車が大人80円引きになる「乗継割引」があります。ドニチエコきっぷなどの一日乗車券には、この割引はつきません。
そのため、マナカで「バス→地下鉄」と乗り継ぐ予定がある日は、普通料金だけで計算するより元が取れるまでの回数が少し増えます。乗り継ぎを含めて4回以上乗りそうなら、ドニチエコきっぷにしておくと安心です。
どこで買える?買い方と注意点
ドニチエコきっぷは、地下鉄駅の自動券売機や駅長室、交通局サービスセンターなどで買えます。発売場所の一覧は公式サイトの「乗車券の発売場所」ページにまとまっています。
- 購入は原則現金。マナカのチャージ残高(SF)が使える場所もあります
- 交通局サービスセンターでは、クレジットカード・電子マネー・コード決済でも買えます
- 自動券売機や市バス車内で買ったものは、買った当日だけ使えます
- 別の日に使う分を前もって買いたいときは、改札窓口・駅長室・市バス営業所・交通局サービスセンターなどで購入します
- 券売機などで買った紙のきっぷの払い戻しは、買った当日・未使用のものだけ
紙のドニチエコきっぷで市バスに乗るときは、料金箱に入れずに乗務員さんに見せるのがルールです。初めてだと入れてしまいそうになるので、ここは覚えておきましょう。
名鉄線への直通には別料金がかかる
鶴舞線や上飯田線は名鉄線と直通運転をしていますが、名鉄線の区間はドニチエコきっぷの対象外です。地下鉄の駅から乗って名鉄の駅で降りる場合は、降りる駅の改札窓口でドニチエコきっぷを見せて、名鉄の運賃を払います。
僕のように名古屋の外から名鉄で出てくる人は、名古屋市内に入ってから使う前提で考えておくとスムーズです。
見せるだけで割引に!「なごや得ナビ」の提示特典
ドニチエコきっぷのもう一つの魅力が、提示特典です。使い始めたあと、有効期限内のきっぷを対象の施設やお店で見せるだけで、入場料の割引などのサービスが受けられます。
対象のお店・施設は、地下鉄各駅で配られている特典ガイドブック「なごや得ナビ」か、交通局サイトのweb版なごや得ナビで探せます。エリア別にグルメ・ショッピングスポットも載っているので、行き先を決める前にざっと目を通しておくのがおすすめです。
特典の内容や対象施設は変わることがあるので、利用前に最新の情報を確認してください。
モデルの使い方:こんな日にドニチエコきっぷが活きる
具体的な行き先は人それぞれですが、元を取りやすいパターンをいくつか挙げておきます。
- 午前は観光、午後は買い物:観光地をめぐったあと、栄や大須方面に移動して食べ歩き。移動が3回を超えやすい王道パターン
- 観光ルートバス「メーグル」と組み合わせる:ドニチエコきっぷはメーグルにも乗れるので、市内の観光スポットを効率よく回れます(メーグルの運行日は公式で確認してください)
- 毎月8日の平日:8日が平日でも使えるので、用事をまとめて片付ける日に
- 子ども連れのおでかけ:小児用は310円。行き先で提示特典が使えるとさらにお得
「次はどこに行こうか」をその場で決められるのが、乗り放題きっぷのいちばんいいところです。途中下車も気にしなくていいので、気になった駅でふらっと降りてみる、という楽しみ方もできます。
鉄道の楽しみ方の一つとして、全線に乗ってみる「乗りつぶし」もあります。名古屋市営地下鉄の全線制覇にもドニチエコきっぷは相性がいいので、興味がある方は「乗りつぶし」のはじめ方の記事もあわせてどうぞ。
まとめ:土日の名古屋は「3回乗るならドニチエコ」
- 土曜・日曜・休日と毎月8日に、市バス・地下鉄全線が大人620円で乗り放題
- 1日に3回以上乗るなら、ほぼ元が取れる
- 名鉄線・名鉄バス・あおなみ線・リニモでは使えない
- 券売機で買ったものは当日限り。紙のきっぷはバスで料金箱に入れず見せる
- 「なごや得ナビ」の提示特典で、行き先でもお得に
週末に名古屋で予定がある方は、まず「今日は何回乗りそうか」を数えてみてください。3回を超えそうなら、迷わずドニチエコきっぷで出かけましょう。
よくある質問
Q. 平日でも使える日はありますか?
A. 毎月8日(環境保全の日)は、平日でも使えます。
Q. 前日に買っておくことはできますか?
A. 自動券売機や市バス車内で買ったものは当日限りです。別の日に使う分は、改札窓口や駅長室、交通局サービスセンターなどで買えます。
Q. ゆとりーとラインには乗れますか?
A. 平面区間は使えますが、高架区間(大曽根〜小幡緑地)は原則対象外です。ただし、18歳以下の人はドニチエコきっぷで高架区間を利用できる社会実験が行われています。最新の実施状況は公式サイトで確認してください。
参考(公式情報)
- 名古屋市交通局「お得な一日乗車券・地下鉄全線24時間券」
- 名古屋市交通局「地下鉄の料金」
- 名古屋市交通局「市バスの料金」
- 名古屋市交通局「乗継割引」
- 名古屋市交通局「乗車券の発売場所」
- 名古屋市交通局「なごや得ナビ」
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