これから何回かに分けて、名古屋駅を出発点にした西三河・名古屋近郊の日帰り旅行プランを紹介していこうと思います。記念すべき第一弾は、僕の地元でもある西尾市。抹茶と一色うなぎ、そして小京都と呼ばれる城下町の風情を1日で味わい尽くすコースを組んでみました。
アクセス:名鉄名古屋駅から約1時間
まずはアクセスから。名鉄名古屋駅から西尾駅までは、新安城駅で乗り換えて約57分、運賃は900円です。乗り換え1回で行けるので、思っているよりずっと気軽に来られる距離だと感じてもらえるはずです。朝9時頃に名古屋を出発すれば、10時前後には西尾駅に到着できます。
西尾駅周辺は、歴史公園を除くとタクシーや車での移動が便利なエリアも多いので、時間に余裕を持って、駅前でレンタサイクルやタクシーの状況を確認してから動き出すのがおすすめです。
午前:西尾城下町でお殿様気分を味わう
西尾駅に到着したら、まず向かいたいのが「西尾市歴史公園(西尾城跡)」です。江戸時代に西尾藩六万石の城下町として栄えた西尾のシンボルで、本丸丑寅櫓や二の丸表門の鍮石門、京都から移築された数寄屋風邸宅「旧近衛邸」、そして京風庭園が美しい「尚古荘」など、見どころが凝縮されています。入園は無料なので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。
公園内には「抹茶ラボ 西尾伝想茶屋店」もあり、旧近衛邸の縁側では本丸丑寅櫓を眺めながら西尾名産の抹茶を一服できます。歴史的な櫓を背景にお茶をいただく時間は、西尾ならではの贅沢だと思います。桜の季節(3月下旬〜4月上旬)に訪れれば、ソメイヨシノや祇園垂桜も楽しめるので、春先の旅程を組む際は特におすすめです。
昼:抹茶とうなぎ、西尾の”日本一”を一皿で
歴史公園を満喫したら、お昼は西尾市上町南荒子にある茶房へ。ここでは、西尾の抹茶と三河一色のうなぎを一度に味わえる「六万石御膳」(2,480円)が名物です。抹茶製造工場の見学もできるスポットで、石臼で挽く様子を無料で見学したあと、茶房でこの御膳をいただくのが定番の流れ。1日20食限定とのことなので、早めの時間に訪れるのが安心です。
抹茶好きなら、1888年創業の老舗茶舗「西条園」にも足を延ばしたいところ。優美な庭園を眺めながら、本格的な抹茶や抹茶パフェを味わえます。お土産用に、自社工場の茶臼で挽いた抹茶やオリジナルスイーツを買って帰るのもおすすめです。
午後:一色漁港で本場のうなぎと海の幸を堪能
午後は、西尾市一色町へ移動します。西尾駅からは少し距離があるので、タクシーか車での移動がおすすめです(西尾市中心部から車で20〜30分ほど)。
一色町は、うなぎの国内生産量の約2割を占める全国有数の産地。一色漁港に隣接する「三河一色さかな市場」「一色さかな広場」には、新鮮な魚介類やうなぎ、えびせんべいといった特産品の店が軒を連ねています。うなぎ専門店も多く、良質な脂がのったうなぎ丼やひつまぶしを手頃な価格で楽しめるのが魅力。海鮮せんべいを炭火で焼いて食べさせてくれるお店もあり、市場を歩きながらのおやつ感覚での食べ歩きも楽しいスポットです。
時間に余裕があれば、「三河工芸ガラス美術館」に立ち寄って、ガラスアートの世界に触れてみるのも西尾らしい過ごし方だと思います。
モデルコース早見表
| 時間 | 行動 |
|---|---|
| 9:00 | 名鉄名古屋駅 出発 |
| 10:00頃 | 西尾駅 到着 |
| 10:10〜11:30 | 西尾市歴史公園(西尾城跡)散策、旧近衛邸で抹茶 |
| 11:30〜13:00 | 六万石御膳(抹茶×一色うなぎ)で昼食、西条園で抹茶スイーツ |
| 13:00〜15:30 | 一色町へ移動、三河一色さかな市場・一色さかな広場でうなぎ・海鮮を堪能 |
| 16:00頃 | 西尾駅 出発、名鉄名古屋駅へ |
まとめ:小京都・西尾は”抹茶とうなぎ”だけで1日楽しめる
- 名古屋駅から約1時間、乗り換え1回というアクセスの良さ
- 西尾市歴史公園では、城下町の歴史とお抹茶を同時に楽しめる
- 「六万石御膳」なら、西尾の名物2つを一度に味わえて効率的
- 一色町では本場のうなぎと三河湾の海の幸を堪能できる
- 歴史公園エリアはバス・徒歩、一色エリアはタクシーや車があると効率よく回れます
地元の魅力を改めて言語化してみると、抹茶とうなぎというシンプルな組み合わせだけで、こんなに満足度の高い1日が組めるんだなと実感しました。次回は別の自治体のモデルコースも紹介していく予定です。お楽しみに。
