西尾市に続く西三河モデルコース第2弾は、「日本デンマーク」の異名を持つ安城市です。花のテーマパークと、京都の名庭園を再現した和風庭園。ヨーロッパ気分と和の癒し、両方を1日で味わえる欲張りなコースを組んでみました。
アクセス:名古屋駅からJRで乗り換えなし約25〜40分
安城市の魅力の一つが、このアクセスの良さです。JR東海道本線を使えば、名古屋駅から安城駅まで乗り換えなしの一本道。新快速・快速なら最短25〜27分、普通列車でも約40分、運賃は490円です。西三河エリアの中でも、名古屋から特に気軽に行けるまちだと思います。
午前〜昼:花と緑のテーマパーク「デンパーク」でヨーロッパ気分
安城駅からは、あんくるバス(安城市のコミュニティバス)循環線を使ってデンパークへ向かいます。正式名称は「安城産業文化公園デンパーク」。名前の由来は、かつて安城市が全国の農業経営の模範として「日本デンマーク」と呼ばれた歴史にちなんでいます。
園内は13万平方メートルを超える広大な敷地に、年間およそ3,300種30万株もの花と緑が広がるヨーロピアンスタイルの庭園。高さ19mのシンボル「デンマーク風車」がある広場には、木製遊具や全長55mのローラー滑り台もあり、子ども連れでも1日中楽しめる作りになっています。花の大温室「フローラルプレイス」ではデンマークの街並みが再現されており、季節ごとのフラワーショーやデンマーク雑貨のショッピングも楽しめます。
お昼は、地元食材を使ったレストランや地ビールレストランでのランチがおすすめ。手作りソーセージ作りや工作体験といった体験プログラムも充実しているので、時間があればぜひ参加してみてください。園内の「しあわせの塔 リュッケ」では、ハートの刻印が入ったクローネコイン(1枚300円)を泉に投げ入れる、ちょっとしたおまじないも楽しめます。
午後:京都の名庭園を再現した「丈山苑」で和の癒し
デンパークを満喫したら、午後は打って変わって和の空間へ。安城市和泉町にある「丈山苑」は、江戸時代初期の武士であり文人としても名高い石川丈山(安城出身)が晩年を過ごした京都の詩仙堂を、故郷・安城に再現した庭園です。
書道や茶の湯にも造詣が深かった丈山らしく、園内では和風庭園を眺めながら抹茶をいただくことができます。デンパークの華やかな雰囲気とはまた違う、静かで落ち着いた時間を過ごせるスポットです。開苑時間は9:00〜17:00(入苑16:30まで)、月曜定休(祝日を除く)なので、訪問日には注意してください。
夏に訪れるなら「安城七夕まつり」も要チェック
もし訪問時期を選べるなら、毎年8月開催の「安城七夕まつり」に合わせて計画するのもおすすめです。仙台・平塚と並ぶ日本三大七夕まつりの一つとされ、「願いごと、日本一。」をキーワードに、色とりどりの七夕飾りが街を彩る安城最大のイベント。夏の思い出作りにはぴったりの機会です。
お土産には安城特産の「いちじく」を
安城市は国内有数のいちじくの産地としても知られています。青果はもちろん、ワインやジャムといった加工品も充実しているので、デンパークのお土産売場やトレタッテ市場で、地元特産のいちじくを使った商品を探してみるのもおすすめです。
モデルコース早見表
| 時間 | 行動 |
|---|---|
| 9:30 | 名古屋駅 出発(JR東海道本線) |
| 10:00頃 | 安城駅 到着、あんくるバスでデンパークへ |
| 10:30〜13:30 | デンパーク満喫(フローラルプレイス、風車広場、地ビールランチ、体験プログラム) |
| 14:00〜15:00 | 丈山苑へ移動、庭園散策と抹茶 |
| 15:30頃 | 安城駅へ戻り、いちじく関連のお土産探し |
| 16:00頃 | 安城駅 出発、名古屋駅へ |
まとめ:アクセスの良さも魅力の”日本デンマーク”
- 名古屋駅から乗り換えなし、最短25分というアクセスの良さが最大の武器
- デンパークは花・遊び・グルメが揃った1日楽しめるテーマパーク
- 丈山苑では、デンパークとは対照的な和の静けさを味わえる
- 8月なら日本三大七夕まつりの一つ「安城七夕まつり」も楽しめる
- お土産には、安城特産のいちじく加工品がおすすめです
デンパークと丈山苑、この2つを組み合わせるだけで、洋と和どちらの魅力も味わえる充実の1日になります。次回もまた別の自治体を紹介していく予定です。
