結論: ワイルドカード4位(CS出場順位8位)でCSに駒を進めたアルバルク東京。首都・東京を本拠地とする伝統クラブが、第8シードから逆襲を狙います。
アルバルク東京は、2018-19にBリーグ史上初の連覇を達成した実力派クラブ。FIBAアジアチャンピオンズカップ2019優勝の実績もあり、国内・アジアの両方で勝った経験を持ちます。
今シーズンはCS出場順位8位という低めのシードですが、実力的にはどこと当たっても引けを取らない強豪です。東京・有明のTOYOTA ARENA TOKYOを本拠地とする首都クラブの意地、見せてくれるはずです。
チーム基本情報
- ホームタウン:東京都江東区
- ホームアリーナ:TOYOTA ARENA TOKYO
- ヘッドコーチ:デヤン・ミレティッチ
- 創設:1948年(旧トヨタ自動車)
- シーズン成績:40勝18敗(東地区4位/全体7位タイ)
- CS出場順位:8位(ワイルドカード4位)
- CS進出:4大会連続8回目
レギュラーシーズンの軌跡
A東京の今シーズンは「我慢の連続」でした。
東地区2位争いに千葉J、群馬と最後まで絡み続け、最終的には3クラブが揃って40勝18敗で並ぶ状況に。3クラブ間の直接対決の結果で、A東京は東地区4位(CS出場順位8位)となりました。
僅かな差でワイルドカード4位となったわけですが、40勝という勝ち星は十分立派。第33節の越谷戦、第35節の滋賀戦と連勝を繰り返し、シーズン終盤の踏ん張りでCS切符を手にしました。
ライアン・ロシター復帰のニュースもあり、戦力は更に充実していく可能性があります。
ストロングポイント:堅守速攻と経験値
A東京の代名詞は「堅守速攻」。
- マーカス・フォスター:得点源として安定した活躍
- 安藤誓哉:日本人PGの司令塔
- ライアン・ロシター(復帰):ベテランのインサイド
- 田中大貴:ベテランの3Pシューター(※サンロッカーズ渋谷へ移籍)
- セバスチャン・サイズ:インサイドの強さ
「成熟した堅守必勝で3度目の頂点へ」というのが昨シーズンのチームスローガンでしたが、今シーズンも堅実なバスケスタイルは健在。派手さはないが、勝つときには確実に勝つチームです。
Bリーグ史上初の連覇を達成した実績、FIBAアジアチャンピオンズカップ優勝の経験。短期決戦での戦い方を知っているのが、A東京の最大の武器。
弱点・気になるポイント
懸念点はシーズン中の安定感のなさ。
- 横浜BC戦での連勝ストップ(5連勝で停止)
- 終盤の千葉Jとの直接対決での敗戦
- 主力の年齢
直接対決で千葉Jに敗れたことが、結果的にCS出場順位8位というシードにつながりました。ベスト4以上に進むには、短期決戦で1つでも上のシードを破る必要があります。
主力のライアン・ロシターは復帰したばかりで、コンディションが万全か不明。オウは期限付移籍契約解除で退団するなど、戦力的にはやや流動的な部分も。
QFカード予想:vs 長崎ヴェルカ(CS出場順位1位)
QFは全体1位の長崎ヴェルカとのアウェイ2連戦が予定されています。ハピネスアリーナでの試合(5月7日〜11日)。
長崎は46勝12敗の全体勝率1位、A東京は40勝18敗の8位。勝ち星の差は6勝もあり、シード上は8チームの中で最も厳しい組み合わせとなっています。
僕の予想は長崎が地力で勝ち抜け。ただA東京は経験値とプレーオフでの戦い方で、長崎に番狂わせを食らわせる可能性も0ではありません。「無欲の挑戦」が最大の武器になるかもしれない。0勝2敗ではなく、1勝2敗くらいまでは粘れると見ています。
注目選手
マーカス・フォスター(#17・SG)
チーム最大の得点源。シーズンを通じて安定したスコアリングでチームを支えています。
安藤誓哉(#3・PG)
日本人PGの司令塔。B1通算2000アシストを記録するなど、Bリーグを代表するゲームメーカーです。
ライアン・ロシター(復帰)
ベテランのオールラウンダー。復帰したばかりですが、経験値はリーグ屈指。CSでの活躍に期待。
セバスチャン・サイズ(#21・C)
インサイドの強さ。ペイント内でのスコアリングとリバウンドで安定した存在感。
まとめ:第8シードから「下剋上」を狙う伝統クラブ
- 4大会連続8回目のCS進出を果たした名門
- 40勝18敗で東地区4位(CS出場順位8位)
- 強みは堅守速攻と短期決戦の経験値
- 弱点はシーズン中の安定感とシード差
- QFは全体1位の長崎との厳しい戦い
A東京はBリーグ初の連覇クラブにしてFIBAアジア王者でもある名門。第8シードからの逆襲を実現できれば、Bリーグ史に残る快挙になります。「無欲の挑戦」を、ぜひ最後まで見届けたいですね。
よくある質問
Q. アルバルク東京のリーグ優勝経験は?
A. 2017-18、2018-19シーズンの2連覇が最大の実績。FIBAアジアチャンピオンズカップ2019でも優勝経験があります。
Q. ホームアリーナの場所は?
A. 東京都江東区有明のTOYOTA ARENA TOKYO。2025-26シーズンから渋谷区から江東区にホームタウンを変更しました。
Q. CS出場順位8位だと、どこと当たる?
A. CS出場順位1位の長崎ヴェルカとの対戦が予定されています。シード上は8チーム中で最も厳しい組み合わせとなります。
※本記事は2026年5月2日時点の情報に基づいています。
