結論: 2年連続CS出場、シーズン中13連勝を記録した上昇気流のクラブ。ワイルドカード3位として、地元・群馬の歴史を塗り替えるチャンスです。

群馬クレインサンダーズは、僕の大学時代のホームグラウンド・群馬県のクラブです。高崎経済大学に4年間通っていた身として、群馬には特別な思い入れがあります。「太田市のオープンハウスアリーナ太田」は学生時代によく観戦していて、最先端の観戦環境は本当に素晴らしい。

スローガンは「PLAY CRAZY」。カイル・ミリングHCの指揮のもと、若手中心のアグレッシブなバスケで、昨年初のCS進出を果たし、今年も連続出場を達成しました。

チーム基本情報

  • ホームタウン:群馬県太田市
  • ホームアリーナ:オープンハウスアリーナ太田
  • ヘッドコーチ:カイル・ミリング
  • 創設:2002年
  • シーズン成績:40勝18敗(東地区3位/全体7位タイ)
  • CS出場順位:7位(ワイルドカード3位)
  • CS進出:2大会連続2回目

レギュラーシーズンの軌跡

群馬の今シーズンは「躍進」と「踏ん張り」の両方が詰まっています。

特筆すべきはシーズン中盤の13連勝。サンロッカーズ渋谷を91-54で圧倒するなど、東地区で猛威を振るいました。一時は東地区2位の座を確保し、千葉ジェッツを脅かす存在となりました。

ただ最終盤では4月25日の北海道戦で接戦の末敗れ、4月26日も北海道に83-81で敗れるなど、連敗で苦しむ場面も。それでも千葉J・群馬・A東京がすべて40勝18敗で並び、東地区3位(CS出場順位7位)で確定しました。

オープンハウスグループの運営参画後、着実に強化を重ねてきた成果が花開いたシーズンと言えます。

ストロングポイント:若さとアグレッシブさ

群馬の最大の武器は若さとアグレッシブさです。

  • ケリー・ブラックシアー・ジュニア:得点とリバウンドの中心
  • トレイ・ジョーンズ:勝負強い得点源
  • ヨハネス・ティーマン:3Pシューター
  • 辻直人:ベテランの3Pスナイパー
  • 藤井祐眞:日本人ガード

PLAY CRAZY」のスローガン通り、型にはまらない攻撃と、若い選手のエナジーが魅力。第34節の北海道戦では40点差の記録的大勝を決めるなど、爆発力は8チーム中でもトップクラスです。

ホームのオープンハウスアリーナ太田は、約5,000人収容ながら日本最大級の可動式センタービジョン世界最高峰のサウンドシステムを備えた最先端アリーナ。「型破りなライブスポーツエンタメ」を体現するような観戦環境で、ホームでの戦闘力は折り紙付きです。

弱点・気になるポイント

懸念点はシーズン終盤の連敗でしょうか。

  • 4月25日の北海道戦GAME1で勝利後のGAME2で接戦敗戦
  • 4月26日も北海道に83-81で接戦敗戦
  • 13連勝後の失速感

13連勝の勢いがそのままCSまで続けば最高ですが、終盤の連敗で勢いが少し落ちている感は否めません。CS本番までにメンタルとコンディションを整えられるかがカギ。

あとCSでの経験値もまだ少ない。昨シーズン初出場でQF敗退(vs三遠ネオフェニックス)。短期決戦の独特の重圧を、どう乗り越えるか。

QFカード予想:vs シーホース三河(CS出場順位4位)

QFは4位のシーホース三河とのアウェイ2連戦が予定されています。ウィングアリーナ刈谷での試合(5月7日〜11日)

三河は42勝16敗で7連勝中。ホームの利と勢いは三河のほうが上。ただ群馬も13連勝の経験があり、爆発力では引けを取らない

僕の予想は接戦の末、ホームの三河が勝ち抜け。ただし群馬の若さがハマれば、十分に下剋上もあり得るカードです。3戦目までもつれて2勝1敗で三河が現実的な落とし所でしょうか。

注目選手

ケリー・ブラックシアー・ジュニア(#5・PF/C)

得点とリバウンドの中心。第22節の大阪戦GAME2で28得点10リバウンド3アシストを記録するなど、安定した活躍。

トレイ・ジョーンズ(#3・PG)

勝負強い得点源。3Pもドライブも幅広く決められる万能型。

ヨハネス・ティーマン(#7・PF)

3Pシューター。第33節の宇都宮戦で要所の3Pを決めるなど、勝負所で頼れる存在。

辻直人(#2・SG)

ベテランのスナイパー。経験豊富な3Pシューターとして、若手中心のチームに落ち着きをもたらします。

藤井祐眞(#1・PG)

日本人PG。コートビジョンとアシストセンスでチームのリズムを作ります。

まとめ:「PLAY CRAZY」で歴史を塗り替える挑戦者

  • 2年連続2回目のCS進出で、上り調子のクラブ
  • シーズン中13連勝を記録した爆発力
  • カイル・ミリングHCの「PLAY CRAZY」スローガン
  • ホームオープンハウスアリーナ太田の戦闘力
  • QFは三河とのアウェイ2連戦で勢いを呼び戻せるか

群馬は来シーズンから「B.LEAGUE PREMIER」入りも決まっており、クラブの未来は明るい。だからこそ、B1最後の年に初の頂点を目指してほしいというのが、僕の正直な気持ちです。学生時代に観戦した群馬のクラブが、こうして全国区になったことが、本当に嬉しい。下剋上、見せてください。

よくある質問

Q. オープンハウスアリーナ太田はどんなアリーナ?
A. 群馬県太田市にある約5,000人収容のアリーナ。2023年4月完成の最新施設で、日本最大級の可動式センタービジョン世界最高峰のサウンドシステムが特徴です。

Q. 群馬クレインサンダーズの優勝経験は?
A. Bリーグ優勝経験はゼロです。今シーズン初優勝を狙う若いクラブです。

Q. 「PLAY CRAZY」とは?
A. カイル・ミリングHCが掲げるスローガン。型にはまらず、アグレッシブに、観客を熱狂させるバスケを体現する言葉です。

※本記事は2026年5月2日時点の情報に基づいています。

Follow me!