西三河モデルコース第4弾は、クルマのまちとして知られる豊田市です。市街地「マチナカ」の散策と、渓谷美と古い町並みが魅力の香嵐渓・足助エリア。豊田市の2つの顔を1日で楽しむコースを組んでみました。


アクセス:名鉄名古屋駅から約60分

名鉄名古屋駅から豊田市駅までは、知立駅で名鉄三河線に乗り換えて約60分。もう一つのルートとして、名古屋市営地下鉄で伏見駅から鶴舞線に乗り換え、赤池・豊田市方面の「浄水駅」まで行く方法もあります。浄水駅からは、とよたおいでんバスの「さなげ足助線」で香嵐渓まで直接向かうことができるので、香嵐渓をメインに考えるなら浄水駅ルートが便利です。


午前:豊田市駅周辺の「マチナカ」を散策

豊田市駅に到着したら、まずは駅周辺の「マチナカ」エリアを軽く散策するのがおすすめです。かつて「七州城」があった丘の上に建つ「豊田市美術館」は、建築家・谷口吉生氏が手がけた建物自体も見どころの一つ。近代から現代の作品を国内外問わず幅広く所蔵しています。

クルマのまちらしいスポットとしては「トヨタ会館」も。最新のトヨタ・レクサス車や「TOYOTA GAZOO Racing」の取り組みを紹介するショールームで、車好きなら時間を忘れて楽しめるはずです。豊田市駅前の商業施設には手土産やスイーツも揃っているので、この時点で少しお土産を見繕っておくのも良いと思います。


午後:香嵐渓と足助の古い町並みをのんびり歩く

午後は、豊田市駅から名鉄バス矢並線(足助行き)に乗り、香嵐渓バス停へ。矢作川の支流・巴川がつくる渓谷「香嵐渓」は、寛永11年(1634年)に香積寺の住職が植樹したのが始まりとされ、今では約3,000〜4,000本ものもみじが茂る全国有数の紅葉の名所として知られています。紅葉シーズン(11月)以外の季節でも、川のせせらぎと緑を眺めながらの散策は十分に気持ちよく、3月下旬〜4月上旬には「かたくりの花」の群落も楽しめます。

香嵐渓のシンボル「待月橋」を渡ったら、足を延ばして「足助」の古い町並みへ。愛知県で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたエリアで、防火のために漆喰で軒先まで塗り固めた「塗籠造り」の町家が、江戸時代後期から明治末までの面影をそのまま今に伝えています。食べ歩きやショッピングを楽しみながら、タイムスリップしたような時間を過ごせるはずです。


モデルコース早見表

時間行動
9:00名鉄名古屋駅 出発
10:00頃豊田市駅 到着、マチナカ散策(豊田市美術館・トヨタ会館)
11:30頃名鉄バス矢並線で香嵐渓へ移動
12:30〜15:30香嵐渓で渓谷散策、足助の古い町並みで食べ歩き
16:00頃バスで豊田市駅へ戻り、名鉄名古屋駅へ

まとめ:クルマのまちと、渓谷・宿場町のギャップを楽しむ

  • 名古屋からは約60分、浄水駅経由なら香嵐渓へバス1本でアクセス可能
  • 豊田市駅周辺の「マチナカ」では、美術館やトヨタ会館でクルマのまちらしさを体感
  • 香嵐渓は紅葉シーズン以外でも渓谷美を楽しめる、四季を通じて訪れたいスポット
  • 足助の町並みは、愛知県初の重要伝統的建造物群保存地区。食べ歩きにもぴったり
  • 紅葉シーズン(11月)は「香嵐渓もみじまつり」でライトアップも行われるので、訪問時期を選べるならこの時期も特におすすめです

クルマのまちのイメージが強い豊田市ですが、実際に歩いてみると自然と歴史の豊かさにも驚かされます。次回もまた別の自治体のモデルコースを紹介していきます。

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