三重県にコストコがやってくる——そんなニュースが流れたのは2022年のこと。あれから4年、いまだにオープンの目処が立っていません。今回は、営業の仕事柄「計画が動かない案件」の扱いには少し思うところがある僕が、亀山倉庫店の現在地を整理してみます。

この記事では、亀山市議会でのやり取りや現地の状況をもとに、コストコ亀山倉庫店が今どうなっているのかをまとめます。


計画の経緯をおさらい

2022年2月、三重県・亀山市・コストコの3者は立地協定を締結しました。予定地は東名阪自動車道「亀山PAスマートIC」の目の前、三重県亀山市太岡寺町字鳥池ほかです。当初は2024年開業を目指していましたが、その後の物価高騰や建設コストの上昇、土地取得交渉の長期化を理由に、開業時期は繰り返し先送りされてきました。

2025年6月の亀山市議会では、市議の一般質問に対して市が「令和8年(2026年)中の開業は厳しい状況」と答弁。2026年8月時点でも、現地では本格的な造成工事や重機、工事看板は確認されておらず、着工時期そのものが未発表のままです。

なぜここまで遅れているのか

背景として指摘されているのは主に3つです。

  • 建設費の高騰:国際情勢や円安の影響で資材価格が上昇し続けている
  • 土地取得交渉の長期化:予定地の権利関係の調整に時間を要している
  • コストコ本社の事業計画:日本国内では他エリアの出店も並行して検討されており、優先順位の見極めが続いている

一方で、中止が決定したという情報はなく、亀山市はコストコを最優先としつつ、他企業の誘致も並行して視野に入れているとのことです。実際、近隣ではコメリパワー亀山店が2026年秋オープンに向けて工事が進んでおり、亀山IC周辺の商業エリア自体は着実に動いています。

営業目線で見る「待たされる案件」

中小企業で見積もりや発注のやり取りをしていると、こういう「決まっているはずなのに動かない」案件にはよく出会います。契約自体が白紙になったわけではないのに、着工の一報がなかなか来ない——コストコ亀山の状況は、まさにそれに近い印象を受けます。焦らず、しかし関係者間の連携が切れないよう注視していく必要がありそうです。


まとめ:中止ではないが、時期は依然として不透明

  • 2022年2月に三重県・亀山市・コストコが立地協定を締結
  • 予定地は三重県亀山市太岡寺町、亀山PAスマートIC付近
  • 2026年8月時点でも本格的な造成工事は未確認
  • 建設費高騰と本社の事業計画の見極めが遅延の主な要因
  • 中止の決定はなく、市は誘致継続の姿勢

よくある質問

Q. コストコ亀山倉庫店はいつオープンしますか? A. 2026年8月時点で開業時期は未発表です。市は2026年中の開業は厳しいとの見解を示しています。

Q. 出店自体が中止になる可能性はありますか? A. 中止の決定はなく、立地協定も生きたままです。ただし着工時期はコストコ側の事業計画次第となっています。

Follow me!