釧路湿原ノロッコ2号に乗車【塘路⇒釧路】

皆さんこんにちは。今回は釧路湿原の中をゆっくり行く大人気列車「釧路湿原ノロッコ号」に乗車した際の乗車記と、列車の情報について紹介していきます。実際行ってみた身として、若い方があまり見られなかったので、若い方々にとっては「インスタ映えする穴場スポット・列車」だと言えます。

乗車記

今回は塘路駅から釧路湿原駅などを経由して釧路駅まで向かうルートになります。塘路駅前には多くの観光バスが停車しており、塘路駅前の宿で泊まってから乗車した人はかなり少なかったように思います。

塘路駅には同じ釧網本線の北浜駅と同じように喫茶店が入っています。ここのマスターはかなり鉄道・地元愛のある方で、喫茶店のできた経緯や釧網本線の歴史についても詳しく教えてくださいました。(写真撮影は禁止です。気を付けましょう!)

塘路駅ではレンタサイクルもやっており、私はその自転車を買お借りして(2時間2千円だったと思います。それで十分楽しめます)釧路湿原を散策してきました。その様子はまた別の機会に紹介したいと思います。

散策から帰ってきたらそこには目的の釧路湿原ノロッコ2号が停車中でした。

先頭(釧路方)に機関車を携えて、1号車が自由席・2~4号車が指定席となっています。

私は2号車の指定席(カウンタータイプ)を指定し、乗車しました。所用で愛知県にいたため、JR東海の安城駅でこの切符を発券した際、「初めてだよ、この切符発券したの」と苦笑いされてました。が、丁寧に接客していただき感謝しています(笑)

自由席の座席は昔ながらのボックスシートです。正直あまりお勧めはできません。普通の客車ですし、混雑も結構します。

指定席はこのようになっています。3人以上のグループ向けのボックスタイプには机もついており、わいわい楽しく過ごせる座席空間になっています。

また、少人数向けのカウンタータイプがあります。1~2名で発券をお願いするとだいたいこちらになります。

ちなみに、2号車には売店もあります。飲み物など買うことができます。基本的に釧網本線の駅前には買い込める場所がないので、これは有難いです。

早速出発していきます。ノロッコの文字通り、ゆっくりと進みます。普通列車ですから、18きっぷで乗ろうと思えば乗れます。これはかなりお買い得ですよね。

 

走りだすと早速釧路湿原の青々とした景色を垣間見ることができます。釧路湿原はかつては海でした。1万年前ほどから現在の湿原域に海水が流れ込み、海として数千年が過ぎました。が、約5千年前ほど前に海水が引き、土砂などが堆積し始めたことから現在のような湿原になり幾つかの海跡湖を残して今に至ります。(豆知識でした)

また、乗車すると検札があります。検札と引き換えに乗車証明書のポストカードをもらうことができます。私は釧路駅で速攻自宅に送りました。

釧路湿原ノロッコ号は窓が半分開いており、風を肌で感じることができます。冬だと寒いかもしれませんが、夏だと北海道らしい涼しい風が肌に触れるととても気持ちがよいです。

サファリパークみたいですよね。実際に野生動物が出ることもあるそうです。

野生動物関連ですが、釧路湿原内では細岡の自治会?っぽい方にお会いし、折り鶴をいただきました。普段から、植生など生態系を守る活動をされているようです。

カーブも多いので、車両の写真もよく撮影できると思います。ですが、あまり身を乗り出しすぎないようにお気を付けを。

しかしまあ、緑緑緑の大連続。一生分の緑を見た気がします。ところどころで、地元の方の案内が入るので耳を傾けてると面白いと思います。

東釧路駅手前からはスピードを上げ始めます。60キロ近くまで出ますので、窓の空いているサファリパーク仕様(私はそう勝手に呼んでいます)では結構冷えますし、初めてだとびっくりすると思います。

釧路駅に到着。やはり緑の車両は釧路湿原をイメージさせる非常に良いものだと思います。

釧路駅にはこんなものがありました。名物だと思います。

これで乗車記は以上になります

きっぷあれこれ~釧路湿原ノロッコ号編~

ダイヤ・運行日時(2020年上半期)

2020年の上半期における運行日程をお送りします。

※ただし、新型ウイルス等による情勢変化による運転状況の変更は加味されておりません。ご了承ください。(2020年3月25日現在)

以下の通りになっています!

1・2号は4月29日~5月10日・31日~6月21・30日の運転

81・82号は5月30日の運転です。

料金

乗車券は普通列車ですから、18きっぷを使っても大丈夫です。北海道フリーパスなども利用可能です。

普通列車指定席なので、距離に関わらず指定席券は530円です。

自由席であれば無料で乗ることができますが、ぜひ指定席を予約して乗っていただきたい列車です。

予約方法

旅行会社へ委託するか、みどりの窓口(JR全線きっぷ売り場)で購入する方法があります。券売機では購入できませんのでご注意を。

発売時期

他の特急列車等と同じように、出発日の一か月10時からの発売になります。予約の埋まりやすい人気車両ですが、キャンセルが出ることがよくあります。ですから、完売の場合でもキャンセルを狙ってもよいと思います。

さいごに

いかがだったでしょうか?日々の疲れを自然に癒されるのもよいと思います!

ぜひ、検討してみてくださいね!

お読みいただきありがとうございました。

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