栄といえばHAERAや中日ビルの話題が目立ちますが、老舗百貨店やファッションビルでも新店舗の動きが止まりません。今回は栄エリアの中でも、名古屋栄三越とラシックという2つの商業施設に絞って、2026年の新規オープン情報をまとめました。


名古屋栄三越、地下1階食品フロアが大規模リニューアル

百貨店「名古屋栄三越」では、地下1階の食品フロアで大規模なリニューアルが進行中です。2026年3月には新店が一斉オープンし、話題を集めました。

目玉の一つが、鋳物ホーロー鍋で知られる「バーミキュラ」が手がけるベーカリー「バーミキュラ ポットメイドベーカリー」。3月6日にオープンし、全国でも3店舗目、栄地区では初出店となります。すべてのパンをバーミキュラの鍋で焼き上げるのが特徴で、代表商品の「無水カレーパン」(1個501円)は、直径10cmの鍋で揚げ焼きにすることで、中はしっとり、外はパリッとした食感に仕上がっているそうです。

このほか、1902年創業の老舗洋菓子店「資生堂パーラー」や、伊藤ハムグループが展開する東海地区限定の惣菜店「I.T.O.」(ローストビーフ中心)、お肉のお弁当・惣菜を扱う「肉の匠いとう」など、惣菜・パン・スイーツの人気店が続々と入居。同じく3月17日には、栄に「カレーのあさくま」の2号店もオープンしており、この春は栄全体が新店ラッシュに沸いた印象です。


ラシックに日本初上陸「カフェ・ラデュレ」がオープン

もう一つの注目は、7月9日にラシック1階へオープンした「カフェ・ラデュレ」。1862年創業、パリでサロン・ド・テの文化を築き、マカロンを考案した老舗パティスリー「ラデュレ」の新コンセプトショップです。

パリやフランス各都市、ロンドン、ニューヨークに続き、日本では名古屋ラシック店が世界で初めての「カフェ・ラデュレ」1号店になるとのこと。ラデュレならではのマカロンや焼き菓子、紅茶に加えて、ラテやブレンドコーヒー、カフェ・ラデュレ限定のフィンガーパティスリー、サンドイッチ、サラダなども楽しめます。イートインスペースは20席で、テイクアウトにも対応。ブランドカラーのグリーンとピンク、ギンガムチェックで彩られた店内は、写真映えを狙う人にも人気が出そうです。

なおラシックには、これまでも「名探偵コナンカフェ」や「機動戦士ガンダムSEED FREEDOMカフェ」など期間限定コラボカフェが度々出店してきた実績があり、常設店・期間限定店を問わず新しい話題を作り続けているファッションビルという印象です。


基本情報

店舗名場所オープン日特徴
バーミキュラ ポットメイドベーカリー名古屋栄三越 地下1階2026年3月6日全国3店舗目・栄初出店、無水カレーパンが看板商品
カレーのあさくま(栄2号店)栄エリア2026年3月17日新メニューを先行実食イベントも実施
カフェ・ラデュレ 名古屋ラシック店ラシック1階2026年7月9日日本初出店、イートイン20席

まとめ:栄は”面”で新店舗が広がっている

  • 名古屋栄三越は地下食品フロアを中心に大規模リニューアルが進行中
  • バーミキュラの鍋で焼くベーカリーなど、専門性の高い新業態が目立つ
  • ラシックには日本初出店の「カフェ・ラデュレ」がオープンし、パリ生まれのブランドが名古屋から日本上陸を果たした
  • HAERAや中日ビルだけでなく、老舗の百貨店・ファッションビルでも新規開業が続いている
  • 栄エリアはしばらく、どこを歩いても新しいお店に出会えそうな状態が続きそうです

一つの建物だけでなく、栄全体が新陳代謝を続けているのを感じるニュースが続いています。次に栄へ行く際は、目的の店以外にもふらっと寄り道してみると、思わぬ新店に出会えるかもしれません。

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