【前編】新型ノア・ヴォクシー発表!内外装や値段、前型との違いについて徹底考察!

クルマ

2022年1月13日、トヨタ自動車から新型ノア・ヴォクシーが発表されました。Mサイズミニバンというお手頃な価格で大人数乗せることができるため、他社にもライバルが多く存在します。

そのホンダ・ステップワゴンも2022年1月7日にフルモデルチェンジが発表されました。他にも、日産・セレナもフルモデルチェンジが噂をされている。

今回はライバル車とも比較しながら、新型ノア・ヴォクシーをご紹介します。

目次から好きなチャプターをお読みください!
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新型ノア・ヴォクシーの大きな変更点

まずは、新型ノア・ヴォクシーの前型からの代表的な変更点を紹介します。

フロントマスクの進化

まず、この車の話をする際に切っても切れないのが、フロントマスクの進化についてでしょう。

 

ネット上では賛否両論(主に否)で議論が巻き起こっています。

私はあまり否定的なイメージを持ってはいません。

というのも、クルマの外観は数年後に古さを感じないようなデザインを心がけているという話を聞くことがありますが、実際前型のノア・ヴォクシーは今見ても古さを感じないからです。

BMWもビーバーのような顔が話題となっていますし、各メーカーがフロントグリルをガバッと開ける傾向が高まってきているので、5〜10年後にはこの顔も見慣れて良いデザインと言われるようになるのではないでしょうか。

新技術のふんだんな採用

前型は、他メーカーの同サイズミニバンと比較して、先進装備が乏しい印象がありました。

たとえば日産のセレナはプロパイロットやe-powerなどがありましたが、ノア・ヴォクシーは古いモデルであったこともあり、「普通のミニバン」出会ったように感じました。

しかしながら新型は新技術をふんだんに採用した、次世代のミニバンとなりました。

アドバンストパーク(リモート機能付き)アドバンストドライブデジタルキーなど語れないほどたくさんの機能が新採用されました。

これにより一気に他車をごぼう抜きして、新しさをふんだんにまといました。

今までの王道な魅力から、新しさを纏った魅力を持ったクルマに生まれ変わったノア・ヴォクシー、非常に楽しみな存在です。

TNGAプラットフォームを採用

今回、ノア・ヴォクシーは初めてTNGA-Cプラットフォームを採用しました。それにより剛性感のあるクルマに仕上がっていると予想されますし、今まで培ってきた技術が使われる信頼性や安心感があるのではないでしょうか?

実際に試乗して、早く前型とのドライブフィールの違いを体感したいところです。

サイズアップしてより迫力を持った存在に

今回からノア・ヴォクシーは横幅のサイズアップに伴い、5ナンバーから3ナンバーへ変更となりました。

ステップワゴンやノートオーラ、(少し前ですが)セレナなど、5ナンバーサイズの車が幅を広げて3ナンバーとなって再登場・新登場するケースは最近のトレンドですかね?

具体的なサイズは後ほどご紹介します。

新型ノア・ヴォクシーの主要諸元

ヴォクシーの主要諸元

  • 全長:4695mm
  • 全高:1895mm(FF)/1925mm(4WD)
  • 全幅:1730mm
  • ホイールベース:2,850mm
  • 排気量:1986cc(ガソリン車)/1797cc+モーター(HEV)
  • 車両重量:1610〜1690kg(グレードごとに差異)
  • 燃費:15.0km/L(ガソリン車)/23.0km/LHEV車)
  • ブレーキ:前後ともベンチレーテッドディスク
  • HEVバッテリー:リチウムイオン4.08A

ノアの主要諸元表

  • 全長:4695mm
  • 全高:1895mm(FF)/1925mm(4WD)
  • 全幅:1730mm
  • ホイールベース:2,850mm
  • 排気量:1986cc(ガソリン車)/1797cc+モーター(HEV
  • 車両重量:1600〜1670kg(グレードごとに差異)
  • 燃費:15.0~15.1km/L(ガソリン車)/23.0~23.4km/LHEV車)
  • ブレーキ:前後ともベンチレーテッドディスク
  • HEVバッテリー:リチウムイオン4.08A

ノアの方がグレードが多い分、少しだけノアとヴォクシーで違いが出ていますが、基本的には二つとも変わらないサイズ感とスペックとなっています。

筆者(大福)
筆者(大福)

3ナンバーになっても車両重量は2トン近くまで入っておらず、やはり軽量で良いですね。

また、前後ベンチレーテッドディスクブレーキなのは、足回りにもお金を使っていて非常に良い点だと感じました。安心感が違いますね。

外装を写真でチェック!

それでは外装を写真にてチェックして参りましょう。

ノアの外装

前型のノアの横グリルをさらに進化させたようなデザインで、老若男女向けにしては攻めたデザインだと思います。が、ヴォクシーの奇抜さが少し合わない方はこちらを選ばれると良いのではないでしょうか。

グレードによって、グリルがボディ同色かスモークメッキに分かれます。(上級グレードがスモークメッキ)

サイドは先代を継承した、王道Mサイズミニバンらしい容姿をしています。ホイールも相まって、スタイリッシュに見えます。

リアは迫力があります。セレナをイカつくした感じと言いますか、アルファードに優しさを足したと言いますか…

捉え方は人それぞれですが、リアルーフスポイラーが伸びスクエア基調であることから、かなり大きく存在感のあるリアです。

また、リアルーフスポイラーにリアワイパーが格納されており、リアがスタイリッシュに見受けられます。

筆者(大福)
筆者(大福)

ハイブリッドのマークもうちょい上でも良くない?

また、新機能としてボディ側面にパワーバックドアのスイッチがついたり、フリーストップバックドアの機能が追加されました。

フリーストップバックドアとは、任意の場所でバックドアを停止させることができる機能で、これにより狭い場所でも柔軟に荷物の出し入れを行うことができるようになるそうです。

ただ個人的に気になるのは、ウインカーやバックランプの小ささです。いくら全グレードLEDで光量も強いといえど、大きくなければ指示器としての意味がないと考えてしまいます。

実車で確認をしてみたいところです。

ヴォクシーの外装

ヴォクシーはノアとはまた違った進化を見せているように見受けられます。元々のターゲットである若い家族へ向けた「挑戦」「革新」を車の中に詰め込んでいるように見受けられます。

フロントランプ下のアクセサリーランプ?クリアランスランプ?も日本車らしくない取り組みで、挑戦的ですし、

グリルも正面の横グリルの斬新さとサイドのメッシュの斬新さが組み合わさった、

日本車に新たな思想を吹き込む顔になったと考えられます。

サイドに回ってきても、フロントグリルの存在感は圧巻です。

ホイールのデザインと合わさってとても力強いです。

筆者(大福)
筆者(大福)

カタログの写真に影響を受けたわけではないですが、確かに夜が似合いますね…

リアは、ノアと大きな違いはライトくらいです。

近年のトレンドを取り入れ、横一文字のライトが特徴的です。

ポルシェやハリアーのように一本線ではなく、細い二本線なのも違いを出していて非常に良いと思います。

ノア・ヴォクシーの内装

細かい差異はあるものの、お互いに似た部分が大きいので代表してノアの内装を紹介していきます。

筆者(大福)
筆者(大福)

ヴォクシーの資料が少なかっただけなんて言えない…

前型にあった、センターマルチインフォメーションディスプレイは時代の流れ通り廃止されました。メーター内部に組み込まれた形になりますね。

また、シフトはメーカーオプションでこの形に変更できますが、ベースはストレートゲート式です。

筆者(大福)
筆者(大福)

選べる余地があるのはありがたい

ただ、一つだけ気になるのはエンジンのスタートボタンの位置です。人によっては手が届かず押しにくいのではないでしょうか?

視界は開放感がありますね。ボンネットの見切れも運転席からなら良さそうに感じます。収納も充実しているように感じます。

パッと見る限り、助手席だけでも十分な収納スペースがあります。さすが家族クルマだなという、お見事です。(何様)

シートのゆったり感や乗り込み・荷物の出し入れのしやすさは先代譲りでやはり便利。小学生くらいでしたら、車内でかがまずに立つことができるのやはりすごい。

また、ミニバンらしくシートアレンジが豊富です。私はあまりミニバンに興味がない人なんですが、この使い勝手だけはいつも魅力的だなと感じてしまいます。

新型ノア・ヴォクシーのグレード別値段

上からZ,G,Xの順番のグレード構成となっています。

Sがつくグレードはメッキが多くあしらわれていたり、エアロがつけられていたり、若い人向けの使用のようです。

ノア

S-Z

ハイブリッド7人乗り:367万円(FF)/389万円(4WD)

ガソリン7人乗り:332万円(FF)/351.8万円(4WD)

S-G

ハイブリッド7人乗り:339万円(FF)/361万円(4WD)

ハイブリッド8人乗り:339万円(FF)

ガソリン7,8人乗り:304万円(FF)/323.8万円(4WD)

Z

ハイブリッド7人乗り:359万円(FF)/381万円(4WD)

ガソリン7人乗り:324万円(FF)/343.8万円(4WD)

G

ハイブリッド7人乗り:332万円(FF)/354万円(4WD)

ハイブリッド8人乗り:332万円(FF)

ガソリン7,8人乗り:297万円(FF)/316.8万円(4WD)

X

ハイブリッド7人乗り:305万円(FF)/327万円(4WD)

ハイブリッド8人乗り:305万円(FF)

ガソリン7,8人乗り:267万円(FF)/286.8万円(4WD)

ヴォクシー

S-Z

ハイブリッド7人乗り:374万円(FF)/396万円(4WD)

ガソリン7人乗り:339万円(FF)/358.8万円(4WD)

S-G

ハイブリッド7人乗り:344万円(FF)/366万円(4WD)

ハイブリッド8人乗り:344万円(FF)

ガソリン7人乗り:309万円(FF)/328.8万円(4WD)

ガソリン8人乗り:309万円(FF)/328.8万円(4WD)

さいごに

次回、新型ノア・ヴォクシーの先進機能やグレード別の装備に関して紹介していきます。

ぜひお読みいただければと思います!

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