静岡地区の強い味方!ホームライナー静岡31号乗車記

鉄道

みなさんこんにちは。今回は「鬼門」との呼び声高いJR東海道本線の静岡地区を走る『ホームライナー静岡31』について紹介をしていきます。途中までは、ホームライナーについて詳しくない方向けの紹介になっていますので、「もう知ってるよ!」という方は下のほうまで飛ばしてください。

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静岡地区が「鬼門」と呼ばれる理由

まずは、18きっぷであまり旅をされない方のために、なぜ静岡区間が鬼門と呼ばれるのか?その理由について紹介をしていこうと思います。

理由は主に二つです。

普通列車しか走っていない

皆さんは目的地に行くには早く移動をしたいですよね?特別快速新快速などの快速列車があれば迷わず利用するでしょう。そして東海道線は東京から静岡・浜松などを経由して名古屋や大阪へ向かう日本の大動脈です。そのため、18きっぷシーズンは基本的に東海道線ならびに快速列車はひどい混雑を見せます。

が、なんと静岡地区には快速列車は一本もありません。後述するホームライナーと寝台特急サンライズ出雲特急ふじかわは除きますが、この区間は純然たる普通列車のみの区間です。試しに沼津駅や静岡駅の時刻表を調べてみてください。

実際は駅間が長く、かなりスピードも出すので普通列車自体が快速のようなものなのですが、駅をポツポツと止まっていくのはメンタル的に折れる方もいらっしゃるのでしょう。

ロングシート地獄

また、静岡区間を走る列車は大まかに分けて2種類あるのですが(313系211系)、その二つともロングシートしかありません。

熱海より東であれば、追加料金を払って普通列車グリーン車に乗る選択肢もありますし、豊橋より西であれば転換クロスシートに乗車することもできます。

が、静岡区間は純然たるロングシート区間です。長時間乗るとかなり体力を削られるのは事実です。

また、普通列車グリーン車のように車窓を見ながら駅弁をつつくこともロングシートでははばかられます。かなりできることも制約されるのは間違いないです。

ホームライナーとは

そんなお悩みを解決するには、ホームライナーに乗ることが有効です。ホームライナーとは通勤・(通学)の際に「座って通勤したい!」「満員は嫌だ!」という要望にJRが応えて運転をしているものです。

東海地区では、ホームライナー静岡・浜松・大垣が運転をされています。

料金と乗車方法

文字の通り、「ライナー」ですから快速扱い、つまり18きっぷで乗車することができます。

料金

乗車には乗車券(18きっぷ含む)とは別に、乗車整理券(ライナー券)が必要です。

JR東海のホームライナー330です。

乗車方法・購入方法

まずは乗車駅に向かいます。券売機当日のみ買うことができます。

画面の案内に従い、チケットを買っていきます。

ちなみに、ホームにもライナー券売機があります。たぶんないところもあったので、その辺は事前に調べておくことをお勧めします。沼津駅はあります。

その後は列車が来たら、券面に指定された座席に座るだけです!

ホームライナー静岡31号乗車記

さて、お待たせいたしました。乗車記をお届けしていきます。

今回は沼津駅から静岡駅までの全区間乗り通しをしていきます。

沼津駅1番線にやってきました、3733両編成。平日などの需要の大きな日は6両での運転もあるはずですのであまりご心配なく。

車内・座席

早速車内へ入っていきます。車内は特急らしい回転式リクライニングシート。とても座り心地は良いです。

車内の紹介をしていきます。373系の特徴は「デッキがない」ことです。あるといえばあるのですが、客室との仕切りがないため、電話をすれば丸聞こえです。電話はやめたほうがいいです。

車端部にはセミコンパートメント席があります。事前に買うことができなかった場合はここに座っておけば車掌さんが後でライナー券を売りに来てくれます。ここには事前購入した人が来ないように設定されています。

座席はこんな感じ。ザ・特急といった形で乗り心地はとても良いです。

まずは前座席ポケットに整理券を入れておきましょう。車掌さんが検札を省略してくれます。

足元にはフットレストもあります。あまり使い心地は良くないですが。

そしてテーブルもあります。新幹線のような背面テーブルではなく、インアームテーブルになっています。席の外側から引き出しましょう。

車窓

さて、車窓についても紹介をしていきます。この列車は沼津を出ると、富士清水にしか止まらないためかなり速いです。ですが、十分に車窓を楽しむことができます。

しばらくはあまり海を見ることも山を見ることもできず、景色としてよい区間とはいいがたいです。沿線が街として発展していることに加え、三保の松原が海を隠しているためです。三保松原自体がとてもいいところですので、18きっぷの旅の際にはぜひ訪れていただきたいです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/三保の松原

そのあとは、しばらくすると国道1号線東名高速道路との並走区間に入ります。この区間は日中に車で走りながら海を見るのが一番楽しいのですが、電車vs車みたいな構図を海をバックに見るのはとても楽しいです。

清水駅では港らしいタンクや船を垣間見ることが出来ます。海に近いこと、清水に来たことを強く思わせます。(うまく撮影できていませんが…)

静岡駅に到着

そして静岡駅に到着をしました。静岡駅からは普通列車で頑張って名古屋を目指しました。皆様もぜひ乗ってみてください。閲覧いただきありがとうございました。

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大福

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