2シーズン連続でCS進出を果たしたものの、あと6勝を掴むことのできなかったシーホース三河。来季はBプレミア前年ということもあり、Bプレミアまでを見据えた契約更改をすることができるのでしょうか。

契約状況(6/15現在)

0.ザックオーガスト→退団(滋賀)
5.元澤誠→継続
7.長野誠史→継続
9.平寿哉→継続(複数年・U22枠)
10.ジェイクレイマン→継続
11.久保田義章→継続(複数年)
13.須田侑太郎→継続(複数年)
16.西田公陽→継続(複数年)
18.角野亮伍→継続(複数年)
19.西田優大→継続(複数年)
27.石井耕祐→継続(複数年)
32.シェーファーアヴィ幸樹→継続(複数年)
54.ダバンテガードナー→未定

現状、13人中11人が継続です。しかもそのうち8人が再来季以降も契約の複数年ということで、シーホース三河としては非常に珍しい継続路線となりました。
鈴木貴美一体制最終年からライアン・リッチマン体制になってここ数年継続路線は貫いて来ましたが、その完成系と言えるのではないでしょうか?
現存選手でアナウンスがないのは大黒柱のガードナーのみ。吉報が待たれます。

気になること

新外国籍

ザックオーガストが退団となりましたので、その穴埋めとなる新外国籍の補強は喫緊の課題です。平均約12.3得点、8リバウンドをどう補うか考えなければなりません。オーガストはスピードやアスレチック能力でBリーグの重量級ビッグマンのミスマッチとなっていましたが、反面リバウンド力には課題がありました。リバウンド力をKAIZENするのか、ザックのようなスピード路線の継承か岐路に立たされています。
また、CS出場選手で唯一帰化アジア枠のいないチームでしたので優勝を目指すには帰化アジア枠が必須です。他チームから取るのか、アジア枠として発掘するのかここも分岐点の一つです。

選手の流出

 1番の気掛かりは「新外国籍」と「選手の流出」だと思います。
複数年契約といっても、色々な形があります。プレーヤーオプションの場合、他クラブからの良いオファーがあれば契約を破棄される場合もあります。(例、アーロンヘンリー・ヤンジェミンなど)
チームとして他チームに引けを取らない魅力的なオファーができると良いですが、田舎チームという強豪チームとの資金力や環境面など様々な面で不利になる点がある中でどれだけフロントに頑張ってもらえるか期待しましょう。

噂について

アーロンホワイト・トーマスケネディ

 セットで来るのか?アーロン単独か?など色々と憶測が上がっていますが、個人的にはアーロンホワイトはありそうかなと思います。天皇杯予選でかなり苦しめられた印象もあり、B1でも間違いなく通用する選手ですのでチームにフィットする可能性は非常に高いように感じます。

さいごに

 来季はリーグ現体制での最後のシーズンになります。プレミアに備えるチーム、ガチで優勝を狙いに来るチーム、様々あるとは思いますがシーホース三河は間違い無く優勝を狙いに行くチームだと思います。勝利でブースターの思いも全て解き放つことが出来るか、来シーズンも期待がかかります。

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